米9月鉱工業生産指数の予想(日本時間2021年10月18日22時15分発表予定)

本日は、9月鉱工業生産指数(IP)と設備稼働率が発表されます。

米9月鉱工業生産指数の予想(日本時間2021年10月18日22時15分発表予定)

米9月鉱工業生産指数の予想

本日は、9月鉱工業生産指数(IP)と設備稼働率が発表されます。前回8月はIPはやや下回り、設備稼働率は予想通りになりました。今回9月はIPがやや下がり、稼働率は横這い予想になっています。

米9月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2021年10月18日13時00分現在)

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)
前回8月の鉱工業生産指数(IP:青の折れ線)は予想をやや下回りました。7月が上方修正されたことによるもので、従前予想通りの伸びでした。コロナ後のIPは堅調に拡大傾向を辿っています。上図はIPとNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線を合わせたものです。過去のパターンではNYが上昇すると時間経過でIPが追随し、NYが下降すると時間経過でIPが下がってきます。現在は上図〇印の様に、トレンドラインとしてのNYは拡大傾向を継続しているので、それに追随する形でIPも右肩上がりを続ける可能性が高くなっています。先週金曜日発表のNYは予想よりも大きく下がりましたが、上げ過ぎの反動と思われ、決して悪い数値ではありません。今日のIP予想レンジ下限は▼0.6%がありますが、中間値が+0.2%ですので大方のエコノミストがプラス予想をしていることになります。従って、レンジ下限に近付く数値がでるとサプライズとなり米金利軟化に繋がる可能性ありますが、チャートから見るとそれも一過性になりそうです。

下図はドル円の日足チャートです。ラインA(=109円40銭)とそこから平行線に上げたB(=112円50銭)で緩やかなドル高トレンドを形成していましたが、先週12日に急伸してからは、C(=112円50銭)とそこから平行に上げたD(=114円50銭)の急激なドル高を形成し、金曜日は綺麗に上値を止められました。まだドル高の地合いは強いので、このCとDのトレンドラインに沿って上値トライする可能性高くなっています。このラインは急激なので、日々25銭程度の上昇ですので、金曜日には115円75銭が上値目途になります。勿論、週内でDを越えることもあり得ます。その場合は更に急伸の可能性が広がります。一方、下値はE(=113円68銭)に窓が空いており、ここを埋めて下押し先行か、埋めないで上値トライかになります。
また、図の下はRSIを示していますが、今年3月末高値80越え(〇印)目前の75.41にいます。少し買われ過ぎていますが、先に80越えで押すのか、それともポジション調整先行になるか今日・明日の動きが注目されます。

米9月鉱工業生産指数の予想 2枚目の画像

(2021年10月18日15:15 1ドル=114円30銭)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る