ユーロドル、雇用統計控え1.15台前半に小幅下落 (10/8夕)

8日の東京市場でユーロドルはじり安推移。

ユーロドル、雇用統計控え1.15台前半に小幅下落 (10/8夕)

ユーロドル、雇用統計控え1.15台前半に小幅下落

8日の東京市場でユーロドルはじり安推移。朝方1.1552レベルで取引が始まったユーロドルは、午前中は米株先物が上昇傾向を見せたこともあり、1.1560まで上昇する場面もありましたが、その後は米長期金利の上昇に徐々に上値を切り下げる形となりました。ただ、いずれにせよ今週のメインイベントである米雇用統計の発表を今晩に控えて値幅は限られ、東京時間17:30現在は1.1547レベルで取引されています。

昨晩海外市場でもユーロドルは手掛かり難から1.1550を挟んで方向感の定まらない取引に終始。イベント前の手控え感の強さが目立つ取引となりました。

テクニカルにはユーロドルは、この2日間安値更新にこそ至らなかったものの、着実に上値を切り下げてきており、ユーロ売り地合いが続いています。今晩の雇用統計がポジティブサプライズとなった場合には、即刻10/6の年初来安値1.1529を試す動きとなりそうです。
下抜けた場合には、2020年の安値1.0636からの上昇の半値戻しも近い節目の1.1500や、同61.8%戻し1.1290等がターゲットとなりそうです。一方戻りは1.1616の転換線、1.1684の21日移動平均線等がレジスタンスとなります。


序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩注目の米9月雇用統計は21:30に発表、その後23:00に米8月卸売売上高・在庫の発表があります。

ユーロドル、雇用統計控え1.15台前半に小幅下落

ユーロドル日足

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