ユーロドル軟調推移、1.18割り込み続落
13日の東京市場でユーロドルは下落。朝方1.1815レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じりじりと値を下げて1.18レベルに接近。午後に入って米株先物が急落した流れを受けて1.18を割り込み、一時1.1775の安値をつけた後、東京時間18:00現在は1.1790レベルで取引されています。
先週末の海外市場では米PPIが予想よりも強かったことからユーロドルではドル買い優勢となり、1.1808レベルまで水準を下げて、安値引けの週末となりました。
テクニカルにはユーロドルは21日線にサポートされているものの、一目均衡表の「雲」の下での推移です。前週末の雇用統計発表時の1.1909をピークに、先週ドル買戻し基調に下落基調に転じたユーロは、先週後半のラガルドECB総裁の理事会後のハト派ともとれる発言が拍車をかけて、下落が一過性のポジション調整の域にとどまらない懼れが出てきています。
とりあえずは21日線との位置関係を注視し、このレベルでユーロが踏みとどまれるかを確認したいところです。
序盤の欧州主要株価指数は堅調推移。今晩この後海外時間に主要な経済指標等の発表は予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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