ユーロも先行き緩和手段枯渇を意識(2016年8月12日)

円や豪ドルと同様に

ユーロも先行き緩和手段枯渇を意識(2016年8月12日)

ユーロドル:8月12日のファンダメンタル分析

緩和余地の逓減や期待インフレ率の低下による通貨高・デフレの圧力

東京市場が休場となった昨日は、アジア市場の動きは鈍かったものの、ドル円は徐々に売りが引き雇用統計前と同様に101円台前半で底固めをする動きとなりました。NY市場に入り、NYダウが高値を更新すると為替市場ではリスクオンの動きから円売りが目立ち、102.05レベルまで上伸後、ほぼ高値圏でのクローズ。ユーロドルも細かい上下は会ったもののドル買いの動きから1.1135レベルまで水準を下げ安値引け。それぞれ、2日かけての行って来いの動きとなりました。

ユーロドル:8月12日のテクニカル分析

ユーロドルも、ユーロ安ドル高の動きに回帰しつつあり、昨日の一時的な買い戻しで上げきれなかった動きが、逆に戻り売りを強める結果になるものと見ています。本日も上がったところでは売りが出やすい流れは継続、1.1160レベルをレジスタンスに、1.1110レベルをサポートとする流れでしょう。

ユーロ円は、ドルの動きが中心となる中、昨日のNY市場まではもみあいを続けていました。株高と円安の動きが引けにかけてユーロ円の買いも強めましたが、週間高値更新にまでは至りませんでした。本日も基本的にはドルを中心とした動きからユーロ円は中立となりますが、株価の動き次第では買いも出て来る可能性は高そうです。113.20レベルをサポートに、113.75レベルをレジスタンスとします。

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