ドル円109円近辺でのもみ合い
4日午前の東京市場でドル円は109円近辺でのもみ合い。朝方109.04レベルで取引が始まったドル円は、一時109円を割り込み108.93の安値をつけました。その後はやや買い戻されて東京時間正午現在は109.04レベルで取引されています。
日経平均株価は朝方売りが先行し、前日比の下げ幅は一時150円程度にまで広がりました。その後は下げ幅を縮小し、前日比38円安の2万7,603円で午前の取引を終了しています。
昨晩海外市場では、米長期金利低下によるドル売り圧力などを背景に、米国時間朝方に約2か月半ぶり安値となる108.88まで下落。その後下げ渋ると、109.04レベルで東京時間につないでいます。
本日この後は、米7月ADP雇用統計、米7月ISM非製造業景況指数などが予定されています。ドル円は心理的節目となる109円を一時割り込んだことで、下落材料の出尽くし感が出ているとの見方もあります。経済指標で市場予想を上回る結果となった場合での、ドル高への反転の可能性にも注意したいところです。
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