ユーロドル米長期金利の低下続き、もみ合いながらも戻り高値を試す動き
15日の東京市場でユーロドルはもみ合いながらも上値探り。朝方1.1837レベルで取引が始まったユーロドルは日中は狭いレンジでのもみ合いとなりましたが、東京時間も米長期金利が低下を続け10年債利回りが1.30%台まで低下する中底堅く、夕刻には昨晩の高値を上回る1.1847をつけました。夕刻欧州勢参入後は1.1851まで上値を広げ東京時間18:00現在は1.1848レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、注目されたパウエルFRB議長議会証言でのハト派スタンスの堅持に、NY時間に米長期金利の低下とドル安が進行。ユーロドルは1.1780レベルから1.1839レベルまで上昇する動きとなり、そのまま高値圏で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で転換線付近まで回復、ただ、上方向は1.1873レベルを下降中の21日移動平均線が控えており、上値の重い状況は継続中です。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね軟調に推移。今晩この後は21:30にNY連銀製造業景況指数、フィラデルフィア連銀景況指数、新規失業保険申請件数、輸入物価指数、22:15に設備稼働率と鉱工業生産、22:30にはパウエルFRB議長の上院議会証言と米国でのイベントが多く波乱含みです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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