ドル円ショートコメント 7月2日アップデート

今夜の雇用統計を前にドル円が思いのほか上昇してきましたので、ここからのテクニカルなポイントを示しておきます。

ドル円ショートコメント 7月2日アップデート

ドル円ショートコメント

今夜の雇用統計を前にドル円が思いのほか上昇してきましたので、ここからのテクニカルなポイントを示しておきます。週足チャートをご覧ください。

ドル円ショートコメント

昨年コロナショック後のドル不足によるドル高値が111.71(青の水平線)と今朝の高値111.66レベルからはわずか5銭の距離です。こちらについては雇用統計前にトライする可能性が高そうですが、それ以上に重要なポイントはコロナショック前のドル高値であり2020年の高値となった112.22レベル(赤の水平線)です。

今夜の数字は改善予想となっていますが、予想以上に強い数字となった場合、この112.22レベルをトライする可能性もありそうです。しかし、既にドル円はややドル買いポジションに傾いていて、来週月曜日に米国が休場となっているため、高値をトライできなかった場合だけでなく、特に予想よりも弱い数字が出た時には大きめの反落には注意が必要です。

日柄的にも本日から月曜にかけては反転も含めて、大きな動きにつながりやすい時間帯となっていますので、NY後場の動きには要注意と言えそうです。

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