米6月ISM製造業景況指数の予想(2021/7/1)

日本時間2021年7月1日23時に発表予定です。

米6月ISM製造業景況指数の予想(2021/7/1)

米6月ISM製造業景況指数の予想

米6月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2021年7月1日9時00分現在予想

本日23時、米国6月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。チャートを見ても青の横線をほぼ最大にして高値圏で横這っています。今年3月の64.7が少し期待感の大き過ぎた数値に思われます。それでもかなりの好数値と言えます。
過去のパターンではISMの方がPMIよりも上下に振れることが多く、概ね景気上昇時にはISM>PMI、下降時にはPMI>ISMになっています。これまでの状況は前者のパターンですので、既発の6月PMI(62.6:今日改定値が発表されます)から勘案すると青のISMがPMIより越えるかそれに近い数値になっても不思議ではありません。逆に、懸念されるのは今後2〜3ヶ月連続でPMI>ISMの傾向が続くと、PMIも下がってくる可能性が出てきます。

米6月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)


以下は本日発表予定の主な経済指標です。

米6月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

2021年7月1日9時現在予想

下図はドル円の日足チャートです。4月23日底値を起点にしたサポートA(=109円90銭)とそこから平行に上げたB(=111円50銭)、更にB’(=111円80銭)とでドル高トレンドラインを形成しています。現在は上値をC(111円00銭〜15銭)で止められて、横這いの調整をしています。その下限はD(=110円50銭)になっています。流れはドル高ですが、今日のISM等の指標、あるいは明日の雇用統計がきっかけになるのか、7月に入ったばかりですので、新たな流れを作ってくれると思います。

米6月ISM製造業景況指数の予想 4枚目の画像

(7月1日10:55、1ドル=111円06銭)

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