ポジション調整のドル、株売り続く(2016年7月26日)

本日の東京市場では米国株式市場が原油価格の下落等受けて昨晩も軟調だったことをから

ポジション調整のドル、株売り続く(2016年7月26日)

ポジション調整のドル売り、株売り続く

「真水」は材料視されず

本日の東京市場では米国株式市場が原油価格の下落等受けて昨晩も軟調だったことをから株価が下落して始まりました。早朝には経済対策の「真水」部分を6兆円にするとの報道も流れましたが、タイムスパンの問題もあり、実質的な効果は見定めにくいということで買い材料とはなりませんでした。
ドル円はアジア時間の早朝は105円台の後半で取引されていましたが、株価の下落に歩調を合わせてドル売り円買いが進み一時104.23までの急速な円高が進みました。
週末の日銀政策決定会合に向けてここまで根拠なく膨らんできたヘリコプターマネーへの期待や、追加金融緩和を織り込んだ相場をFOMC、日銀会合前にいったんニュートラル近づけようとする動きがストップロスを巻き込んで加速した模様です。
結局日経平均の終値は237円安の16,383円で終了、ドル円は104円台前半の安値圏で推移しています。

イベント前にポジションはニュートラルに近づきつつある?

ドル円はチャート上、一目均衡表の雲にきれいに跳ね返されて下落した形で、テクニカルもポジション解消の引き金となった可能性があります。
週末の日銀政策決定会合終了までは、相場は神経質な展開とならざるを得ないものと思いますが、一方で以前のポジション解消もそれなりに進んでいるようですので、事前に懸念された「当日何があっても失望の円買い株売り」といった状況とは少し違ってきているように思います。

今晩は23:00に米国で消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、新築住宅販売件数等の指標の発表があります。また、本日よりFOMC(結果公表は日本時間では28日3時)。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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