経済対策、「真水」は6兆円程度に増額へ=日経
経済対策真水6兆円規模へ
日本経済新聞は、
「日本政府は、来月2日にもまとめる経済対策の骨格を固め、
焦点となっていた国と地方の財政支出(真水)は今年度2次補正予算や来年度予算案などの
数年間の予算総額を6兆円程度に積み増す方向で調整する。」
と報じています。
記事によると、
財務省は当初、真水を3兆円程度にとどめる案を安倍首相に示していましたが、
政府・与党内の増額要求に配慮し、6兆円程度に倍増させました。
26日からの与党内調整で、規模はさらに増える可能性も残っているという。
との内容でした。
ただし、当初は2兆円に減額?
一方、今回の対策は、2017年度当初予算案なども含めた予算総額としたため、
対策策定直後に編成する2次補正予算案は1兆3000億円程度の公共事業を中心とした
2兆円程度の規模にとどまることが想定される。
融資なども含めた事業規模は20兆円を超える規模となる見通し。
と伝えています。
ここで気を付けなければいけないのは、
「当初の3兆円の規模」が
「6兆円程度に倍増」との点、
これは決して今年度の規模が3兆円から6兆円程度に倍増したのではないという事。
6兆円というのは、今後数年間の予算総額への積み増しでしかないという事、
つまり、本年度丹念でいえば、
「3兆円から2兆円程度の規模にとどまる」
という点です。
分かりにくいですよね。
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