米3月鉱工業生産指数の予想(21/4/15)

日本時間2021年4月15日22時15分に発表予定です。

米3月鉱工業生産指数の予想(21/4/15)

米3月鉱工業生産指数の予想

小売売上高など数指標発表の45分後に、3月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米3月鉱工業生産指数の予想

(今回予想2021年4月15日10時現在)

前回2月の鉱工業生産指数(IP)は予想を大きく下回りました。今回は2月の反動と思われます。下図を見てもIPのトレンドは上昇基調を続けており、しかもNY連銀製造業景況指数(NY)はここ数ヶ月で一段と上昇しているので、過去のパターンからするとIPはまだまだ上昇余地があります。下図〇印の様にNYが横這いから下降すれば、その後のIPは横這いから同じ下降への推移となります。2月の様にIPが一時的にマイナスになっても、先行指標のNYが下がらない限りは上昇を続けていくと思われます。但し、まだ2019年初からの高数値までは回復していないので、年央から年末にかけてそこを越えていけるのかを注目したいと思います。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)

下図はドル円の日足チャートです。年初からラインA(=107円10銭)に支えられ、ドル高推移になりました。Aから平行に上げたB(=108円80銭)のトレンドラインを3月4日の大陽線で上抜けてからドルは急激な上げを見せましたが、3月31日に110円97銭(=E)の高値を付けてからはドル高調整入りとなり、更にサポートC(=111円)を下抜けてからは一段と下げ、ラインD(=110円10銭)を抵抗線にして短期のドル安トレンドになっています。もしラインBを下抜くとかつてのAとBのドル高トレンドに回帰し、107円付近までの押し目余地が出てきそうです。逆に、Bを割れないと、DとEの順に上値抵抗線を確かめる動きに入りそうです。今日の数値で次の1手がでると思います。

米3月鉱工業生産指数の予想 2枚目の画像

(2021年4月15日13:30 1ドル=108円88銭)

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