ユーロドル 200日線付近で方向感探り
9日の東京市場でユーロドルはじり安推移。昨晩1.19台に乗せたユーロドルは、朝方1.1914レベルで取引が始まりましたが、朝方一旦1.62%割れまで低下した時間外の米10年債利回りが、夕刻にかけて1.65%台まで上昇するにつれじり安推移となり、午後には再び1.19割れを示現。東京時間17:00現在は1.1898レベルで取引されています。
昨晩海外市場では米長期金利の低下が続く中、米新規失業保険申請件数の予想外の増加も加わり、ユーロドルは前日高値1.1915を抜けて一時1.1927の高値をつけ、その後小戻ししたものの、1.19台の高値圏でアジア時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で200日移動平均線を終値ベースでも上抜けて、ユーロ買い地合いが強まる形となりました。本日は午後の反落で再び200日線に絡む動きとなっていますが、底堅さも感じられ、一旦方向感をなくした形。ここから先、上方向は3/18高値1.1989レベルを目指す流れに、一方下方向は1.1850レベルを下降中の21日線が、ブレイクされてから一日もタッチされておらず、比較的しっかりしたサポートとなりそうです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後は21:30に米3月PPI、23:00に米2月卸売在庫の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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