ドル円106円挟み、日経平均小反落(2016年7月20日)

本日の東京市場では為替、株式ともに様子見気分が強く方向感のない取引に終始しました。

ドル円106円挟み、日経平均小反落(2016年7月20日)

ドル円106円挟みで小動き、日経平均小反落

任天堂に利食い売り、市場の底値は硬く

本日の東京市場では為替、株式ともに様子見気分が強く方向感のない取引に終始しました。連日最高値を更新していた米株価指数S&P500が小休止したこと、Pokemon Goの記録的なヒットで連騰していた任天堂株が利益確定売りなどに押されて反落したことが株式市場の上昇に歯止めをかけ、日経平均は7日ぶりに小反落、41円安の16,681円で終了しています。

一方ドル円は特段の材料も見当たらないままに終日方向感のない動きに終始しました。
日中株式市場は反落したものの、底堅く推移し後場には下げ幅を縮小したことから円買いの材料とはならず、むしろ当然あるべき過熱感の調整と受け止められた模様です。

底堅いながら様子見気分の強い流れ続くか

先月後半から今月にかけて多く見られた短期的なイベント要因をほぼ消化して、為替も株も月末の日銀政策決定会合まではこのまま底堅いながらも様子見気分の強い流れが続くことになるでしょうか。

今晩は20:00より米国MBA住宅ローン申請指数の発表23:00より消費者信頼感指数の発表があります。序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移しています。

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