ユーロドル安値圏のもみ合い後に急落 (2/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは安値圏で方向感なく推移。

ユーロドル安値圏のもみ合い後に急落 (2/2夕)

ユーロドル安値圏のもみ合い後に急落

2日の東京市場でユーロドルは安値圏で方向感なく推移。昨晩ユーロドルが大きく値を下げた流れを受けて1.2057で始まった東京時間のユーロドルは、一旦は1.2088まで反発する場面もありましたが、その後夕刻までもみあいに転じ、1.20台後半で方向感をなくしました。しかし、19:00過ぎに急落、昨年12/1以来の安値となる1.2037をつけた後東京時間19:30現在は1.2034とさらに下値を広げる動きです。

昨日の海外市場では独小売売上高が大幅に予想を下回った後、やや時間をおいてユーロが下落、その後もドルが米株式市場の反発に強含む中で、ユーロドルは1.2056の安値をつけました。ただ、昨晩に関しては1/18安値1.2054を前に下げ止まる動きを見せましたが、本日の下落でそのレベルを下回り年初来安値を更新した形となりました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩からの下落で、一目均衡表の「雲」の中に沈みユーロ売り地合いが強まり、目さきは1.1987レベルの90日移動平均線を目指す動きです。
本日夕刻に発表された仏CPIは予想を上回り、EUの昨年4QGDPは予想のマイナス幅をやや下回る結果となりましたが、ユーロは反応せず。強いて言えば米長期金利と米株が上昇傾向ですが、あまりこのタイミングでの急落とは整合せず、本日もユーロが何を見て動いているのかいまひとつつかみにくい状況です。

序盤の欧州主要株価指数、および米株主要株価指数先物は、ワクチン接種の広がりと米国の景気刺激策への期待、および個人取引からの市場不安定化懸念がやや後退していること等でほぼ全面高。今晩この後は重要な経済指標の発表等のイベントは予定されていません。

ユーロドル安値圏のもみ合い後に急落

ユーロドル日足

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