ユーロドルじり安 リスク選好後退でドル買戻し (1/18夕)

18日の東京市場でユーロドルは下値を探る展開。

ユーロドルじり安 リスク選好後退でドル買戻し (1/18夕)

ユーロドルじり安 リスク選好後退でドル買戻し

18日の東京市場でユーロドルは下値を探る展開。週末海外市場でユーロドルが大きく値を下げた流れを受けて、1.2085で取引が始まったユーロドルは、日中のレンジは1.2065-85と小幅な値動きだったものの、先週末NY安値1.2075を割り込んで下値探りとなりました。夕刻欧州勢参入後には一段安となり、ロンドン時間に一時1.2059まで下値を広げ東京時間19:00現在は1.2062レベルで取引されています。

先週末の海外市場ではフランス等欧州でのコロナ感染拡大によるロックダウン延長に加え、イタリアでレンツィ元首相が連立を離脱し政局が流動化したこと、オランダでは内閣が総辞職したこと等欧州各地で政局が不安定化したことが嫌気され、ユーロが売られました。
欧米で株式市場が軟調推移していることもリスク回避のドル買いを誘いユーロドルの頭を重くしています。

本日の下落でユーロドルは直近安値11/4の1.1603から1/6高値1.2349までの上昇の38.2%戻し1.2064に到達、いったんこのレベルで止まっていますが、下落基調が鮮明になってきており、一目均衡表の「雲」の上限1.2036や上記フィボナッチの50%戻し1.1976を目指す動きです。

先週はバイデン新大統領の経済政策発表と長期金利の上昇、パウエル議長のハト派発言、前回ECB理事会でのユーロ高懸念の記述等、ユーロドルには取引材料に事欠かない一週間でした。今週も1/20以降、米大統領就任式、ECB理事会、日銀政策決定会合、そして来週は米FOMCと重要イベントが続きます。ここへきて連日値を下げる株式市場の動向も気がかりです。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は重要な経済指標発表等のイベントは予定されていません。

ユーロドルじり安 リスク選好後退でドル買戻し

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る