アメリカ11月貿易収支予想(21/1/7)

日本時間2021年1月7日22時半に発表予定です。

アメリカ11月貿易収支予想(21/1/7)

アメリカ11月貿易収支予想

(日本時間2021年1月7日22時半発表予定)

本日22時半に米国11月貿易収支が発表されます。また同時刻には前週分新規失業保険申請件数、24時に12月非製造業景況指数が発表されます。ここ数ヶ月の雇用関連の数値は悪く、昨日発表されたADP社民間雇用者数も▼12.3万人(予想+8.8万人)となりました。また、コロナウィルス再拡大の影響により、ISM非製造業は前月よりも弱い予想となっています。足元の数値はあまり芳しくない様です。

アメリカ11月貿易収支予想

(今回予想:2021年1月7日9:00現在)

10月までの推移と今回予想値

10月までの推移と今回予想値

(発表値は黄色の折れ線で、今回分は青の矢印)

灰色の折れ線:モノの貿易収支
黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国
オレンジ:対日

本日22時半に米国11月貿易収支が発表されます。上図を見ると、去年3月以降は赤字額が増加傾向となり、今回予想値は▼673億ドルで、上図の2015年以降では最大の赤字額になります。
その内容ですが、下図の月別の輸出入額推移を見ると、輸入(オレンジ)はコロナ前の2月水準まで回復しているのに対し、輸出(青)は依然として下回っており、結果赤字が増えていることになります。
内需は回復基調に対し、外需はまだ停滞しているので、世界経済に対する貢献度は高いと思われます。

10月までの推移と今回予想値 2枚目の画像

尚、同時刻に米国の前週分新規失業保険申請件数が発表されます。明日には12月雇用統計が発表されますが、最近の雇用は停滞乃至悪化しているので、要注意と思います。

10月までの推移と今回予想値 3枚目の画像

2021年1月7日9時現在予想

下図はドル円の日足チャートです。昨日はドルが比較的大きく戻り、長い上ヒゲを作り、上値トライも失敗しています。目先は昨日の高値103円44銭が上値目途になります。下値も102円60銭絡みで2回止まっており、小動き続けるドル円としては、まずこのレンジになりそうです。
短期的な流れとしてはドル安トレンドラインのA(=103円65銭)とB(=102円35銭)、一段抜ければC(=101円80銭)のレンジ迄で、ドル安を継続しています。
もし、Aを上抜く様な事態になると、過去のサポートD(=104円30銭)が抵抗線として残っており、これをこなす様であればE(=105円10銭)までの上値が想定されます。

10月までの推移と今回予想値 4枚目の画像

(1月7日14:00、1ドル=103円12銭)

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