シカゴポジション(CME)262
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴはNZドルを一部利確した動きとなった以外、米ドル売りになっています。また締日が21日と従来の火曜日ではなく1日前の月曜日になっています。金曜日がクリスマスの影響で1日前倒しの集計と思われます。
シカゴのNZドルは豪ドルと比べて、スマートに推移しています。差し引き540枚のショート減で、13,600枚のロングを維持しています。内訳は30枚のロング減、510枚のショート増です。目安の1.5万枚で停滞しており、次の2万枚方向への動きは見られません。チャートを見ると、綺麗なNZドル高トレンドライン内で堅調に推移しています。レンジは0.6720〜0.7220付近にあります。
さて、実際の相場は11月初旬を起点にしたトレンドラインは0.7060〜0.7280になっています。豪ドル以上に上げが急角度となっています。直近高値は17日の0.7172で、まだこの高値を越えられず、むしろ下値サポートが接近しています。また週足を見ると、先週首つり線となる可能性の高い下ヒゲ長い値幅少ない陽線で終わり、今週は0.7150を越えて終われるか否かで、その後のNZドル高に影響を与えそうです。また先週の底値が0.7002ですので、逆に0.70を切って終わると、上記トレンドラインを切った上に、先週の底値割れになりますので、この大台代わりは重要になります。12月足は陽線を維持していますが、若干上ヒゲが長くなり始めています。寄値が0.7018ですので、この意味からも0.70は重要になりそうです。
(1NZドル=0.7118ドル、12月29日10:40)
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