ニュージーランドドル週報(2020年2月第2週)

NZ/円、反発余地を探る動き。 “NZ弱気”の流れは変わらず。

ニュージーランドドル週報(2020年2月第2週)

NZ/円、反発余地を探る動き。 “NZ弱気”の流れは変わらず。

12日のNZ金融政策決定会合では市場の予想通り、政策金利(オフィシャル・キャッシュレート)を1.0%に据え置きましたが、中銀が経済の先行きに強気の姿勢を示したことからNZドルは対米ドル、対円で急伸しました。しかし、翌13日には中国湖北省が、新型肺炎ウィルスの感染者が増加していることを発表したことから、小反落に転じています。

チャートを見ると、日足は2/3に付けた69.95を直近安値として反転、上昇の流れに乗せていますが、1/16に付けた73.34を直近高値として上値を切り下げる流れからは上抜けきれていません。この日足の上値抵抗は71.40-50に位置しており、これを上抜けきれずに小反落に転じています。一方下値も69.70-80に中期的な下値抵抗が控えており、69.50割れで終えない限り、下値余地が限られる可能性が高い状態です。短期トレンドは“NZ弱気”の流れを変えていませんが、72円台を回復して終えれば下値リスクが後退します。この場合でも中期トレンドが弱いことから急伸にも繋がり難く、74円台にしっかり乗せて越週するまでは下値リスクを残します。日足の上値抵抗は71.40-50、72.00-10に、下値抵抗は70.40-50、69.70-80にあります。21日移動平均線は71.47にあり、これを上抜けておらず、短期トレンドは下値リスクがより高い状態ですが、120日、200日線は70.08と70.46に位置しており、下値抵抗として働く可能性を示しています。

一方直近の週足は実体が小さく上ヒゲの長い陽線で続落を食い止めています。今週はこの陽線の上ヒゲ部分を試す動きが先行していますが、3手前の大陰線の値幅を切り返すには至っておらず、また、昨年10月に付けた66.94を基点として下値を切り上げて来たサポートラインからも下抜けた位置で推移しており、下値リスクがより高い状態に変わりありません。この週足の上値抵抗は73.00-10にあります。今週は上値トライの動きが先行していますが、72.50-60、73.00-10に週足の上値が控えており、これらを上抜けきれない可能性も高いと見ています。週足の下値抵抗は69.70-80にありますが、69.50以下で越週した場合は68円方向への一段の下落リスクが生じます。31週移動平均線は70.05にあり、強い下値抵抗として働く可能性がありますが、62週線は72.00にあり、中期トレンドは“NZ弱気”の流れを変えていません。

NZ/円、反発余地を探る動き。 “NZ弱気”の流れは変わらず。

NZドル/円【週足】:(2/12現在31週移動平均線は70.05にあり下値抵抗として働いているが、
62週線は72.00にあり、これを下抜けて下落リスクが点灯中。)

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