3. N$シカゴポジション（2019年5月21日現在）

N$シカゴポジション（2019年5月21日現在）

シカゴのNZドルポジションは、ショートを600枚減らして10,800枚にしました。

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N$シカゴポジション（2019年5月21日現在）

シカゴポジション（CME）180

シカゴポジション（CME）180

主要通貨ポジション（単位：枚）(2019年5月21日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴのNZドルポジションは、ショートを600枚減らして10,800枚にしました。先週に続き僅かながらのショートカバーです。しかしながら、内訳はロング7,400枚増、ショート6,800枚増で、豪ドル同様にポジションを膨らませています。
投機筋が方向感を掴みづらくなって、それ故に相場の分岐点に入り始めているのかもしれません。

チャートを見ると、ネットショートは過去に3万枚近くまであるので、ポジション的には一段安狙いの動きは豪ドル以上にあり得ます。まだ黒の急激なNZドル安トレンドラインを抵抗線にして下がっているので、ここを上抜いてからの調整開始と見ておきたいところです。

シカゴポジション（CME）180 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）になっています。

実際のNZドル米ドル相場は、先週初の日足ベースの急減なNZドル安トレンドライン0.6420〜0.6570米ドルの抵抗線を週末に上抜いて終わっています。今週初のトレンドラインは0.6380〜0.6530米ドルになっており、約1ヶ月半続いたトレンドラインを上にブレークしたか確認する週になります。
今週末で再度0.6530米ドル以上の終値ならNZドル安の中で戻り高を確認する流れになります。その場合の上値抵抗線は0.6580、0.6630〜40、0.6680〜90米ドルにあり、最後はかなり強いと思われます。下値サポートは0.6530、0.6480〜90米ドルにあります。
チャートの黒い抵抗線が0.65米ドル付近ですので、この通貨ペアも28日のNY終値がNZドルの動きに影響与えそうです。
（1NZドル＝0.6550米ドル、5月24日NY終値）

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