日本株急反発、円109円台
昨日急落した日経平均が本日は急反騰、昨日の下げ分をすべて埋めて上昇しています。日経平均株価は10時現在前日比600円高で推移しています。
昨晩の欧米市場では、東京市場の反応とは裏腹に、クウェートのストライキによる原油減産から原油先物がじりじりと反発一時40ドル台を回復、また、モルガン・スタンレーの1-3月の利益が予想を上回るなどの材料で米株は昨年7月以降初めて1万8千ドル台をつけました。
この動きに東京市場では下値攻めをしていたドル円も徐々に値を戻し今朝の東京市場では109円台前半での取引となっています。
昨晩の海外市場の動きはやや予想外のもので、東京市場と海外市場の材料の選択や軽重判断にかい離が生じているように感じられた展開でした。
これは換言すれば日本の経済の世界に与えるインパクトが思った以上に軽い乃至は軽視されていて海外市場への影響を与えにくくなっているのではないかと思わせるものがあります。逆に今朝のように欧米の株価が上昇して帰ってきた場合には昨日の相場がうそのような展開となり、日本の金融市場への影響は引き続き大きなものとなっており、この「影響の一方向性」には今後注意が必要かもしれません。
尚、昨日来安倍首相、麻生財務大臣が国会で相次いで来春の増税実行について言及しており、熊本地震による増税延期を行わない姿勢を示しています。
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
南アランド円週報:『約1カ月半ぶり安値更新後に持ち直す展開。上昇トレンドの再開に期待』(7/27朝)
南アランドの対円相場(ZARJPY)は、7/11に記録した高値8.98円をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、約1カ月半ぶり安値となる8.20円まで急落しました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
トルコリラ円週報『ムーディーズによる格上げやトルコ中銀のタカ派姿勢継続がリラを下支え』(7/27朝)
トルコリラの対円相場は、7/3に記録した高値4.99円をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、約4カ月ぶり安値となる4.59円まで急落しました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
来週の為替相場見通し:『日米金融政策イベント通過後のドル買い・円売りトレンド再開を想定』(7/27朝)
ドル円は7/3に記録した約38年ぶり高値161.99をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、一時151.94まで急落しました
-
日本円(JPY)の記事
Edited by:編集人K
2016.04.19
東京市場株価大幅反発(2016年4月19日)
本日の東京市場では朝方の株価の上昇をそのまま維持する形で推移し、日経平均株価は598円高の16,874円で終了しています。
-
日本円(JPY)の記事
Edited by:編集人K
2016.04.18
週明けの東京、原油安・円高・株安(2016年4月18日)
週明けの東京市場は特に株式市場にとっての悪材料が重なり、日経平均株価は572円安の1万6千275円で終了しました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。