ユーロ小動き、ポンド買いにも反応せず
週明けの東京市場でユーロドルは1.14割れの水準で横ばい推移。
前週末の海外市場では、英国のEU離脱楽観ムードの継続から、序盤ユーロは買い進まれ21日移動平均線を試す動きとなりましたが、9/24からの下降トレンドの上限で止まり、米雇用統計が強い結果となったこともあって反落、1.14台を割り込んで越週となりました。
本日東京時間は1.14近辺で取引が始まりましたが、動意に乏しく1.1378-1.1401の狭いレンジでの取引に終始しました。
明日火曜に投開票が行われる米中間選挙は、民主共和両党が下院で接戦となることが予想されており、結果発表までは大きくポジションを傾けにくい状況です。
英日曜紙が、メイ首相がEUから離脱後も英全土が関税同盟に残る譲歩を取り付けたと報道しており、週明けポンドは対ドルで大きく上げて取引が始まりましたが、ユーロは追随せず。
テクニカルにも週末下降トレンド上限と21日移動平均線に上昇を阻まれた形となったことから、ユーロの強気転換には至らず、下降トレンドを維持したまま改めて方向感探りとなっています。
本日も上値目処はトレンドラインの1.1444、21日線の1.1457のある1.14台半ば、下値も変わらず年初来安値の1.13レベル。
また、週末米株価指数が比較的小幅ながら軒並みマイナス圏で引けたことを受け、週明けのアジア株は再び全面安となっていて株式市場も完全に落ち着きを取り戻したとは言いにくい状況です。序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。
今晩この後23:45に米10月サービス業PMI改定値、24:00にISM非製造業指数の発表があります。今週から米国が冬時間入りすることから日本時間での指標発表は1時間後ろ倒しになります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
南アランド円週報:『日米金融政策イベントを経て乱高下するも方向感を見出せず』(12/21朝)
南アランドの対円相場(ZARJPY)は、日米金融政策イベントを経て乱高下しつつも、方向感を見出すには至りませんでした(一目均衡表の雲の中で上下)。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
トルコリラ円週報『ドル円との連動相場が続く見通し。トルコ中銀は利下げサイクル開始か』(12/21朝)
トルコリラの対円相場は、12/3に記録した約2ヵ月ぶり安値4.27円(10/4以来の安値圏)をボトムに切り返すと、今週後半にかけて、一時4.50円まで急伸しました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
来週の為替相場見通し:『日米金融政策格差に着目したドル買い・円売り基調が続く見通し』(12/21朝)
ドル円は12/3に記録した約2カ月ぶり安値148.64(10/11以来の安値圏)をボトムに反発に転じると、今週は一時157.93(7/17以来の高値圏)まで急伸しました。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:編集人K
2018.11.06
ユーロドル再びトレンド上限付近で小動き(11/6夕)
6日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。今晩投票が始まる米国の中間選挙を控え様子見気分の強い展開となりました。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:山中 康司
2018.11.05
ユーロドル レンジ内でのもみあい継続(11月第1週)
ブレグジット協議の遅れ、イタリア予算案への懸念、メルケル首相の求心力低下が、ユーロの一段安を誘い8月安値1.1301に迫る1.1302まで水準を切り下げました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。