ユーロドル再びトレンド上限付近で小動き
6日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。今晩投票が始まる米国の中間選挙を控え様子見気分の強い展開となりました。
昨日の海外市場では欧州委員会が21日にイタリアに対し処分を下すと報じられたことなどから一時1.1354までユーロが売り込まれる局面もありましたが、大きな動きとはならず、後に報道が否定されると逆に1.14を越えて上昇、そのままアジア時間に入りました。
東京時間はほぼ1.1400-20レンジ内で推移、夕刻欧州勢参入後もやや上にレンジを広げたものの大差ない展開となっており、東京時間19:00現在は1.1405近辺での取引です。
米中間選挙は、上院共和党優位は変わらず、下院は中間選挙のセオリー通り野党である民主党が過半数をとるとの予想がメインシナリオですが、前回大統領選の大番狂わせも記憶に新しく、また、有権者の関心が非常に高いことより投票率の上昇も予想されていて、下院の民主逆転は微妙との見方もあるようです。
結果に関しては明日東京時間の昼すぎから午後にかけて大勢が判明すると見られており、それまでは引き続き1.1350-1.1450を中心とした狭いレンジ内での取引が続きそうです。
序盤の欧州株価指数先物は軟調に推移、今晩この後大きな経済イベントは予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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