A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年3月13日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットロングを全て解消し、若干ショート気味になりました。ほぼ完全にスクエアと言っても構わないと思います。結果的に損切りした形になっています。内訳はロングが9,100枚減、ショートは5,200枚減で、総枚数で約14,300枚減少しています。下図(1)を見ると、引き続き赤と緑の豪ドル高トレンド内で、黒のラインを上抜いてはいるものの、シカゴ締日以降の豪ドルは売られているので、むしろ横這いから赤のサポートラインに向かう動きになっています。シカゴ筋はどちらの方向にも行ける軽いポジションなので、押し目(赤)を買うのか、戻り(緑)を売るのか、暫くポジションの積み上げ方をウォッチする必要あります。
その豪ドル/米ドル相場は、短期的に0.7660〜0.79米ドルレンジの豪ドル安トレンドラインを形成しています。2016年底値からの上昇トレンドラインは0.7590米ドルにあるので、いずれ両線が交わるところまで行く可能性あります。下落ラインは1日辺り3ピップス程度の下げですので、下限とサポートラインの差(0.7660−0.7590=)70から計算すると、約20営業日で交差することになります。通常は長期トレンドの方が強いので押し目は買いになります。この短期トレンドライン内で0.7790米ドルを越えると、若干下値リスクが少なくなり、0.7910米ドル越えると豪ドルは強くなります。暫く豪ドル弱い低位安定になりそうです。(1豪ドル=0.7695米ドル、3月19日14時30分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
南アランド円週報:『日米金融政策イベントを経て乱高下するも方向感を見出せず』(12/21朝)
南アランドの対円相場(ZARJPY)は、日米金融政策イベントを経て乱高下しつつも、方向感を見出すには至りませんでした(一目均衡表の雲の中で上下)。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
トルコリラ円週報『ドル円との連動相場が続く見通し。トルコ中銀は利下げサイクル開始か』(12/21朝)
トルコリラの対円相場は、12/3に記録した約2ヵ月ぶり安値4.27円(10/4以来の安値圏)をボトムに切り返すと、今週後半にかけて、一時4.50円まで急伸しました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.12.21
来週の為替相場見通し:『日米金融政策格差に着目したドル買い・円売り基調が続く見通し』(12/21朝)
ドル円は12/3に記録した約2カ月ぶり安値148.64(10/11以来の安値圏)をボトムに反発に転じると、今週は一時157.93(7/17以来の高値圏)まで急伸しました。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:川合 美智子
2018.03.15
オーストラリアドル週報(2018年3月第三週)
オーストラリア経済は緩やかな拡大基調を維持していますが、市場の目はアメリカの長期金利の動向や、トランプ大統領の輸入貿易措置に関する海外の動静を
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。