トルコリラ円ショートコメント(17/11/13)

先週のトルコ関連のニュースでは、ビザ発給が一部再開されたとのニュースが6日に入ってきました。

トルコリラ円ショートコメント(17/11/13)

トルコリラ円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、トルコリラ円は「大台30.00をレジスタンスに、最安値をトライし29.00レベルをサポートとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が29.11レベル、高値が29.81レベルと最安値トライには至らなかったものの上値の重たい週となりました。思ったよりは値幅も狭く落ち着いた値動きになっていたという印象です。

先週のトルコ関連のニュースでは、ビザ発給が一部再開されたとのニュースが6日に入ってきました。これは7日からのトルコ閣僚団の訪米に先立っての再開であり、今後のビザ発給全面再開につながる可能性からも好材料となり、思いのほか下げなかった理由のひとつになったと考えられます。

いっぽうで米国側からは妙なニュースが飛び出てきました。トランプ大統領の前大統領補佐官であったフリン氏が、米国に亡命中のイスラム指導者ギュレン氏を引き渡すことと引き換えに1500万ドルを受け取る計画があったというスキャンダルが10日のWSJに出ました。

これもまた妙なタイミングで飛び出たニュースであり、先週のトルコのマネーロンダリングの話などトルコ、米国双方のスキャンダルがまだまだ出てきそうな感じです。ちなみに、フリン前補佐官はロシアとの疑惑がきっかけで辞任したのですが、今度はトルコということでこの件に関してもモラー特別検察官が調査をするそうです。

材料的には、ドル売りという感じはしますが、米国トルコ双方を交えての動きということで、引き続きトルコリラの悪材料という見方も出来そうです。材料面では判断しにくい面もありますので、テクニカルにチャートを見なおしてみます。

トルコリラ円の4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

     トルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円 四時間足

     トルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円 四時間足

上側のレジスタンスラインは、9月18日高値とギャップダウン後の戻り高値を進んだラインで、それに平行に3週間前の安値から下降チャンネルを引いたものですが、現在はほぼこのチャンネルの中での動きと考えて良さそうです。

チャートからは今週も上値が重たい展開を考えたほうが妥当なようです。今週は上値は先週の高値圏に近い29.75レベル、サポートはチャンネル下限に近い28.75レベルをサポートとする週を見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

FXが初めての方向け特集

円通貨ペア 為替チャート・相場予想

米ドル(USD)

米ドル(USD)相場の焦点
  • ・米景気の先行き見通しと金融政策 ◎
    ・北朝鮮、シリア等の地政学リスク○↓
    ・トランプ政権の「ロシアゲート」の広がり ◎↓
    ・ドル高の人為的是正の有無 ◎↓
    ・アメリカ第一主義、保護貿易政策への転換の経済への影響波及
    ・減税、インフラ投資等の実現性
米ドル/円 通貨ペア 詳細分析

ユーロ(EUR)

ユーロ(EUR)相場の焦点
  • ・スペインカタルーニャ地方独立問題○ 
    ・ECB金融緩和政策引き締め転換へ ○ 
    ・ドイツ総選挙与党の辛勝と極右台頭○↓ ・英国EU離脱の今後の展開と影響 ○ 
    ・イタリア銀行の問題収束へ ○ 
    ・マクロン仏大統領誕生と大衆迎合主義、極右政党の台頭沈静化 
    ・ISによるテロの脅威と難民問題 △↓
ユーロ/円 通貨ペア 詳細分析

豪ドル(AUD)

豪ドル(AUD)相場の焦点
  • ・中国の景気減速一服 ◎→
    ・資源価格下げ止まり ○→
    ・金融緩和策の継続見通し ○↓
    ・国内ファンダメンタルズの相対的な安定○↑
豪ドル/円 通貨ペア 詳細分析

NZドル(NZD)

NZドル(NZD)相場の焦点
  • ・予想外の政権交代と保護主義化◎↓ 
    ・NZ中銀の追加金利引き下げの有無
    ・新政権下の中銀の政策スタンス変化の有無 △↓
    ・乳製品価格の反発 ◎↑
    ・国内の住宅価格の高騰とピークアウト ○↓
NZドル/円 通貨ペア 詳細分析

トルコリラ(TRY)

トルコリラ(TRY)相場の焦点
  • ・米国との相互ビザ発行停止等関係悪化 ◎↓
    ・エルドアン大統領の権限強化による強権的大統領制への移行◎
    ・クルド系住民のテロのよる国内情勢不安定化○↓
    ・政情不安による海外資金の流出 ○
トルコリラ/円 通貨ペア 詳細分析

南アフリカランド(ZAR)

南アフリカランド(ZAR)相場の焦点
  • ・資源価格の下げ止まり ◎↑
    ・金価格反発  △↑
    ・ズマ大統領によるゴーダン財務相解任と債務格付けのジャンク化 ◎↓
南アフリカランド/円 通貨ペア 詳細分析

ライブ株価指数

政策金利表

ページトップへ戻る