3. ユーロ　ECB理事会前で方向感に欠ける展開（10/24夕）

ユーロ　ECB理事会前で方向感に欠ける展開（10/24夕）

24日の東京市場でユーロは対ドル1.17台半ばで方向感無く推移しました。

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ユーロ　ECB理事会前で方向感に欠ける展開（10/24夕）

ユーロ　ECB理事会前で方向感に欠ける展開

24日の東京市場でユーロは対ドル1.17台半ばで方向感無く推移しました。
昨晩の海外市場では、米税制改革期待とカタルーニャ独立問題の混沌にユーロドルは弱持合が続き、未明にアジア時間ではタッチしなかった一目均衡表の雲の下限1.1732を割り込んだことでストップロスをつけスパイクプライスの1.1725をつけましたが、さらなる下値追いとはならずに反発。
東京時間正午にかけては逆に1.1770までじり高となりました。その後は方向感を無くし東京時間18：30現在は1.1755近辺で取引されています。

26日にECB理事会とカタルーニャ州議会の二つの大きなイベントを控え、直近のユーロは単体では動きにくい状況となっています。先週来、一目均衡表の基準線（本日1.1852）と雲の下限（同1.1732）のレンジ内で推移していて上下いずれもわずかに突き抜けてはいるものの、すぐにレンジ内に戻されてレンジ相場継続となっています。

今晩ユーロ圏にこの後大きなイベントは無く、米国も22:45にMarkIt製造業・サービス業PMI速報値、23:00リッチモンド連銀製造業指数がある程度。
北朝鮮情勢や、次期FRB議長人事にからんで大きなサプライズでもない限り、ユーロドルは今晩雲の下限や、上昇してきた89日移動平均線（本日1.1723付近）のある1.1700-30あたりをサポートに、上方向は21日移動平均線（同1.1779）を軸にして転換線（同1.1802）を意識しつつ上値は基準線（1.1852）に頭を抑えられてのレンジ取引が継続しそうです。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

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