ユーロ 高値更新後足踏み
週明けのアジア市場でユーロは対ドルで堅調に推移しました。ユーロは東京時間九時前後に昨日のユーロ高値をわずかに更新、1.1684の年初来高値をつけましたが、その後は1.1660-70レベルの高値圏で横ばいに推移しました。
しかし、夕刻欧州勢の参入とともにやや下げて、一時1.1630の安値をつけましたが、東京時間18:30現在は1.1650近辺での取引です。
IMFは本日ユーロ圏の経済成長率の見通しをわずかにではありますが、引き上げました。
17年見通しについては0.2%上方修正して+1.9%、18年は0.1%上げて1.7%としています。
IMFは上方修正の理由を従来の見込みより堅調な内需によるものと説明しています。尚、米国、日本等については据え置いています。
また、17:00発表された7月のユーロ圏の製造業PMI速報値は56.8と予想57.2も前回57.4も下回りました。これに先立って発表となったドイツの製造業PMIも同様の結果に終わっており、最近ユーロ圏の景況感にやや陰りがみられることが気になるところです。
ユーロの先高観は今のところ不変の中ユーロの底値は固く、引き続き1.1714のターゲットを窺う動きが続きます。今週は米ドル側の材料が多く、今晩はロシアゲート疑惑に関連してクシュナー上級顧問での議会での聴取が注目されます。
序盤の欧州株価指数先物は概ね弱含みで推移しています。
オーダー/ポジション状況
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