トルコの銃乱射事件でIS犯行声明
少なくとも35人が死亡したとされる1日のトルコのナイトクラブでの銃乱射事件で、ISは犯行声明を出しています。
昨年末まで、ISはトルコに対し直接の対決姿勢を示すことを避けてきたとみなされていたことから、犯行声明は極めて異例なことと現地では捉えられています。昨年後半にトルコがシリアでのISへの攻撃を強化したことへの報復と捉えられており、ISとトルコの関係が今後急速に悪化することが懸念されています。
これに対しトルコのエルドアン大統領は「我が国に対する脅威と攻撃を根本から打ち砕く
考えだ」と述べています。
国内の治安の更なる悪化に、投資家の資金流出加速が懸念されています。
今年最初の取引となった2日、トルコリラは対ドルで3.52台半ばから3.54台まで下落、対円では円安の影響もありほぼ横ばいの33.17近辺での取引となっています。
尚、昨年12月29日にトルコはロシアとともにシリア全土での停戦に合意したと発表、国連もこれを支持しています。
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