下値トライの動きが継続
昨日の海外市場では米7月雇用動態調査(JOLTS)で、求人件数が▼237千件の767万3千件と大幅に減少し、21年1月来で最低となったことから長期金利が低下し、ドルは対円を中心に下落しました。また、その後に発表されたベージュブックも前回からやや悪化しドル売りに繋がりました。ユーロ/円は円買いの動きに押されて連れ安となり、160円台前半から159円台前半まで下落して引けました。
チャートを見ると、直近の日足は安値引けの陰線となり続落して引けています。また、この陰線が上値を切り下げて来た流れに再び入り込んでおり、短期トレンドが“弱気”に変化しています。
157.80〜158.00に日足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。また、下抜けない場合でも、週足が159円を割り込んで越週した場合は、2022年3月の124.40を基点とする中・長期的なサポートラインを下抜けて、新たなユーロ下げトレンド入りの可能性が生じます。短期トレンドは161.60-70の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが若干後退しますが、162.40-50の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
上値抵抗は159.60-70,160.00-10,160.60-70,160.90-00に、下値抵抗は158.70-80,158.10-20,157.80-90にあります。
オーダー/ポジション状況
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