ドル円143円台後半中心のもみ合い(9/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は、143円台後半を中心としたもみ合い。

ドル円143円台後半中心のもみ合い(9/5午前)

ドル円143円台後半中心のもみ合い

5日午前の東京市場でドル円は、143円台後半を中心としたもみ合い。朝方143.74レベルで取引が始まったドル円は、国内の実質賃金が2か月連続のプラスとなり、日銀の追加利上げ観測が強まったことなどから午前8時台には1か月ぶりの安値143.19レベルまで下落。その後、実需のドル買いで仲値にかけて143.80レベルまで上昇した後は方向感を欠く展開となり、東京時間正午現在は143.83レベルで取引されています。

日経平均午前は、円高進行や昨晩の海外市場で米ハイテク株が軟調だったことを受け、続落してスタート。下げ幅は一時600円を超えました。ただ、前日に今年3番目の下げ幅となる1,638円安を記録していることから押し目買いの動きもあって下げ幅を縮め、130円安で午前の取引を終えています。

昨晩の海外市場でドル円は、7月JOLTS求人件数が3年半ぶりの低水準の結果となったことからFRBの大幅利下げ観測が再燃し、5日未明には144円を割り込みました。その後もドル売りの流れは続き、143.74レベルで東京時間につなぎました。

本日この後は、米ADP雇用統計や米新規失業保険申請件数などが発表予定となっており、引き続き、これらの労働関連指標に注目が集まりそうです。

ドル円143円台後半中心のもみ合い

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