3. ユーロ円　上値の重い展開、上下の抵抗を抜け切れない状態（24/6/14）

ユーロ円　上値の重い展開、上下の抵抗を抜け切れない状態（24/6/14）

ユーロ/円も168円台前半まで連れ安となり、168円台半ばで終えました。

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ユーロ円　上値の重い展開、上下の抵抗を抜け切れない状態（24/6/14）

上値の重い展開、上下の抵抗を抜け切れない状態

昨日の海外市場では、米卸売物価指数が前月比▼0.2％とプラスを見込んでいた市場予想を下回ったことや、新規失業保険申請件数が予想に反して増加したことから金利が低下し、対円中心にドル売りが優勢となり、ユーロ/円も168円台前半まで連れ安となり、168円台半ばで終えました。

チャートを見ると、直近の日足は前日の陽線の値幅を切り崩す陰線引けとなり上値を切り下げる流れに変わりありません。168.00-10の日足の下値抵抗を守って終えていますが、170円超えトライにも失敗して反落して終えており、下値リスクがより高い状態です。現状は、昨年12月に付けた153.23を基点として下値を切り上げる流れにあり、調整的な下げの範囲内にとどまった状態ですが、このサポートラインが166円台前半に位置していることから、終値ベースで166円を割り込んだ場合は、新たな下落リスクが点灯します。逆に170円台に乗せて終えれば下値リスクがやや後退、170.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は、4/29に付けた171.59を基点とする短期的なレジスタンスラインを上抜けて、調整下げが一巡した可能性が高くなり、一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は169.00-10，169.50-60，170.00-10，170.60-70に、下値抵抗は168.30-40，168.00-10，167.60-70，167.20-30にあります。

上値の重い展開、上下の抵抗を抜け切れない状態

ユーロ円日足

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