東京市場は132円台で推移、19時過ぎの日銀新総裁会見でミニ三角保ち合い上放れなるか(23/4/10)

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、じりじりと上昇し132円台後半で推移した。

東京市場は132円台で推移、19時過ぎの日銀新総裁会見でミニ三角保ち合い上放れなるか(23/4/10)

【本日の東京市場】

東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、じりじりと上昇し132円台後半で推移した。先週末に発表された3月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比23.6万人増と堅調な増加が確認されたほか、失業率は3.5%と予想外に低下。先週に発表された雇用関係の数字が総じて弱かったこともあり、ほぼ市場予想通りの米雇用統計は、投資家の「アク抜け」感を誘発し、ドル買い戻しが優勢となった。グッドフライデーの祝日で、短縮取引となった米債券市場でも、2年債利回りは3.98%まで拡大。CMEグループが算出するFedウォッチでも、5月利上げを予想する割合が5割から7割に増えるなど、ドルが買い戻されるデータがそろった。

東京市場も、米景気減速懸念がやや弱まったことから、株式市場では日経平均は続伸。イースターマンデーに伴い今晩の欧州市場が休場となっていることから、参加者は限定的となったが、乱高下することなくドルはしっかりとした展開に。さすがに、本日夜、日銀の植田新総裁が就任会見を行うとみられることから、日銀政策変更に対する思惑からドルの上値は重くなったが、東京時間では陽線を残す地合いとなった。

ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:131円99銭
高値:132円79銭
安値:131円96銭
終値:132円60銭 

ユーロ・円(日本時間8時―15時)
始値:143円99銭
高値:144円71銭
安値:143円93銭
終値:144円52銭

豪ドル・円(日本時間8時―15時)
始値:88円05銭
高値:88円47銭
安値:88円00銭
終値:88円29銭

ポンド・円(日本時間8時―15時)
始値:164円03銭
高値:164円77銭
安値:163円94銭
終値:164円55銭

日経平均(日本時間9時―15時)
始値:27658円52銭
高値:27737円49銭
安値:27597円18銭
終値:27633円66銭

【本日の海外市場の重要指標】日本時間

19時15分、日、植田日銀新総裁、内田・氷見野両副総裁の就任記者会見
23時00分、米、卸売在庫(前月比)、前回:0.2%、市場予想:0.2%
29時15分、米、ウィリアムズ・NY連銀総裁が討論会に出席

※10日(月)はイースターマンデーのため、英国、欧州、香港、オセアニア市場は休場

※予定は変更することがございます。

【テクニカル分析】

日足ベースのドル・円をボリンジャーバンド(20日移動平均線(MA)、±2σ)で確認すると、拡大するバンド下限の−2σ水準で下影(3月24日安値129円65銭)を残した後は下げ渋っている。切り下がる20日MA(132円15銭)を上回ったほか、日足の一目均衡表でも、雲下限(132円16銭)を突破しており雲に突入している。明確なトレンド反転はまだ判断できないが、短期的には130円割れは回避されたように見える。

足元、1月16日安値(127円22銭)と3月24日安値(129円65銭)を結んだ下値支持線と、3月8日高値(137円92銭)と4月3日高値(133円76銭)を結んだ上値抵抗線をそれぞれ起点としたミニ三角保ち合いを形成している。今時点では、上値抵抗線が目前に控えていることから、ミニ三角保ち合い上放れを試す展開と言えよう。

今晩の注目は、海外市場の経済指標等ではなく、日銀の植田新総裁の就任会見となる。2月下旬の国会での所信聴取などを受けて、市場関係者のコンセンサスは「拙速な方針転換は行わない」となっている。ただ、海外市場の休場が多い本日は参加者が極端に少ないことから、バイアスは傾きやすいとも言えよう。植田新総裁による発言を材料視したトレードは、参加者限定的なため瞬間的に留まると考えるが、ミニ三角保ち合いを上放れる可能性があることから、「これまでの所信聴取同様、無難な内容=ドル買い戻しで133円台トライ」という地合いは想定したい。

本日の上値メドは、心理的な水準である133円00銭、下値メドは、本日の東京時間の安値131円96銭とする。

【本日の東京市場】

ドル円日足

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