豪州7月住宅ローン貸出の結果
7月住宅ローン貸出件数予想を上回る落ち込み
本日、7月住宅ローン貸出件数が公表され、7月は▼4.2%(予想▼1.5%)と大幅に落ち込み、6月は+1.7%(当初は+1.2%)に上方修正されました。
上図ではトレンド(オレンジ色)的にも下降推移を辿っており、2016年になってから前月比マイナスのケースが多くなっています。(緑色がゼロ)
出所:豪州統計局
ファイナンスの中身を見ても、それが歴然としています。
豪州の住宅投資拡大はもう限界か?
以上より、豪州住宅関連はローン貸出の観点から見ると、今後の住宅拡大にも限界がきている様です。
この指標発表前後ではあまり豪ドル/米ドルは動きませんでした。今日もここまで0.7632〜0.657米ドルの僅か25ポイントレンジに留まっています。
相場は、昨日ザラバで0.77米ドルを越えましたが、大きな上ヒゲを作り、今年4月の高値0.7835からの抵抗線に掛かりました。豪ドル自体はこれまで同様に豪ドル高トレンド(0.7500〜0.7820米ドルのレンジ)を維持していますが、暫く0.7530〜0.7740レンジで揉みあいそうな流れになっています。このレンジ内の0.7600〜10にサポートあり、割れば0.7530、0.7500の順に下押しとなりそうです。上値は0.7750越えないと豪ドル上昇トレンドラインの0.7820までは難しい感じです。
豪ドルは引き続き押し目で買いとなりますが、0.77台前半ではロングを手仕舞いして回転効かす流れになっています。(9月9日15時40分、1豪ドル=0.7635米ドル)
オーダー/ポジション状況
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