オーストラリア4月小売売上高の予想
明朝(21日)、豪州の4月小売売上高が発表されます。前回3月(下表)は予想を上回りました。その後改定値が発表されており、1.4%→1.3%になっています。それでも予想を上回っています。
下図を見るとパンデミック前の水準は上回っていますが、昨年11月の高値は越えていません。堅調な流れは続けていますので、予想通りなら悪くはないと言えそうですが、予想レンジ下限のマイナスになった場合は相場に影響が出るかもしれません。
尚、3月は食料品の小売が前月比▼0.9%となっており、全体の約半分を占める部門が足を引っ張りました。百貨店が同+8.5%、衣料関係が同+5.4%、外食が+4.8%の伸びになっています。
(5月20日13時現在)
小売売上高
2018年12月を100にしたもの(2020年3月高値を上限にして赤い線を記載しています。今回予想は青矢印)
下図は豪ドル対米ドルの日足チャートです。昨日の失業率発表予想に添付したチャートに1日分の日足が加わったものです。まだラインA(=0.7705)とB(=0.7905)の豪ドル高トレンドは維持しています。そして昨日はほぼ下限までトライしてきました。
今日以降、サポートAを切って終わると短期の豪ドル上げが終わり、横サポートC(=0.7675)、次いでD(=0.7585)までが視野に入ってきます。
逆にAを維持できれば、トレンドに沿って、まずE(=0.7820)、F(=0.7875)の順に抵抗線あります。明日の小売売上高でマイナスになると、Aを切る可能性が高くなりそうです。
(2021年5月20日15:30、1豪ドル=0.7750米ドル)
オーダー/ポジション状況
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