5ヶ国株価比較(日・米・豪・NZ・中)
前回(2016年1月15日現在)
今回(2016年2月18日現在)
この1ヶ月間の動きを見ると、NZ株はある程度堅調推移、日本株は大幅安継続、豪州株は緩やかだがまだ下落基調。中国株は急落からの下げ止まりとなっています。
2011年2月末(上記株価の基点)をベースに最近の為替動向
各項目の下段%は2011年2月末を基準としたドル高の率。人民元除く
通常、ファンダメンタルズ的に株高は自国通貨高になるのが一般的と思われます。米株対比で上昇率が上にあるNZ株は対米ドルでのNZドルの下落率が小さくなっています。
また、豪州とNZの株上昇率の差異が対ドルでの下落率の差異の1因になっている側面もあり得ると思われます。
円は過去の輸出立国のイメージから円安株高の関連強いですが、ここ数年の貿易構造の変化で、今後は次第にこの関係が薄れていく可能性が出てくるかもしれません。
それでも、まだ株安=円高のイメージは最近のドル高率の減少で伺えます。日本株の買われ過ぎが解消するまでは円高リスクが残っている可能性強く、クロス円にも波及していると思われます。
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