イランは屈服し原油価格の上昇をもたらすか?
原油価格下落の大きな要因となっている産油国間の生産調整不在を是正すべく、ロシア、サウジアラビア、カタール、ベネズエラの4カ国は今月16日、他の産油国が協調することを条件に、原油生産量を1月の水準に凍結することで合意しました。
結果が減産ではなく凍結だったことや、さまざまな条件がついてて実効性が疑問視されたりとかありつつも、原油価格下げ止まりの形で市場は一瞬期待。
一方今年1月に核軍縮の進展により欧米より経済制裁解除の方向性を伝えられ、以前の産出量シェアを回復すべく増産準備をしていたのがイラン。
イランは4ヶ国の増産凍結合意の発表後、合意への支持を表明したものの、自国の原油生産を抑制するかは明言しませんでした。
その後イランの石油省高官は20日、同国が近く原油を増産する方針であることを明らかにしたと伝えられています。
investing.comより
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