A$シカゴポジション(2016年3月8日現在)

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

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A$シカゴポジション(2016年3月8日現在)

A$シカゴポジション(2016年3月8日現在)

         主要通貨ポジション(単位:枚)

         主要通貨ポジション(単位:枚)

(2016年3月08日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
NZドル/米ドル=100,000NZドル
ユーロ/米ドル=125,000ユーロ
円/米ドル=12,500,000円

コメント

3月08日現在までの枚数をベースに、

豪ドル/米ドルは豪ドルロングを一段と積み増し、3万枚近くまで増えました。相場は先週コメント内の強い抵抗線0.7520〜40米ドルを越えて一段と豪ドルが上昇し、現在は0.7585(3月14日1時30分現在)で推移しています。しかもその抵抗線を越えたのが3月11日ですので、この豪ドルのロングポジションは上記枚数より積み上がっていると予想されます。
目先はまだ豪ドル高トレンドを継続しており、次の抵抗線である0.7840〜50まで伺う様な展開になっています。この手前の0.7650、0.7740に抵抗線あります。しかしながら、豪ドルロングはかなりの枚数になって来ていますので、ここから先は細かいディールに撤して、ポジションを常に軽くしておいた方が良さそうです。下値は0.7380と0.7190にサポートあり、後者切れると今回の豪ドル高トレンドは一度終わりそうです。
なお、豪州・NZ共々、自国通貨安を景気回復の1要因にしている節がありますが、今回のNZ利下げは次回の豪州に利下げに予想をするマーケット参加者も出てくる可能性ありますので、この意味からでも豪ドルロングは軽いタッチのディーリングが良いかもしれません。

コメント

(ご参考)これまでの14回掲載分をチャートにしたものです。棒グラフはネットポジション(左目盛)、折れ線は締日の終値(右目盛)です。

オーダー/ポジション状況

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