豪ドル対米ドルはトレンドが変わるかのか継続するのか?
豪ドル/米ドル月足
2011年に豪ドルの高値を打ってからほぼ5年に亘り豪ドル安トレンドが続いています。
当初はAとBの豪ドル安トレンドで推移していましたが、Cの横サポート(0.8750付近)を抜いてから、豪ドルは一段安となりました。その後2014年以降はDとEの豪ドル安トレンドに変わりました。
最近7ヶ月間に亘り、下ヒゲでは0.7米ドル割れを何度か示現していますが、月足の終値ベースではほぼ大台を回復しています。
今後は横流れが続き、次第に上抜きを伺う態勢になれるのか、これまでのトレンドを維持し0.7を割っていく相場になるか煮詰まってきました。
さて、相場を動かす要因となるものは
@過去5年に亘る豪ドル安トレンド(1990年以降はほぼ5年間が最大)
A米利上げ後の世界金融市場の変調でドル全面安の可能性が広がっている(→米利上げペースが一層落ちていく可能性が高まっている)
一方で、
B対円での豪ドル安トレンドに変化が見られないことで、クロス円絡みで豪ドル高の足を引っ張られている
C金融政策の違い(豪州が依然として緩和基調、ドルは利上げ継続の流れ)
3月以降、上記のどの材料で豪ドル/米ドルの動き始めが見られるか注目されます。
オーダー/ポジション状況
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