上値の乏しい展開（週報2016年2月第4週）

ユーロドルは1.11ドル割れまで失速。

15日は、前週末の引けの1.1154で始まり、やや上押しして15日の高値1.1252を付けました。その後は一転ユーロ売りになり、終日じりじりと下落を続け、NY　時間に、安値の1.1127まで下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや上押しして1.1155で引けました。

16日は、前日引けの1.1154で始まり、15日と反対の動きで、やや下押しして16日の安値1.1133を付けました。その後は一転ユーロ買いになり、終日じりじりと上昇を続け、NY　時間に、高値の1.1103まで上伸しました。その後はそのまま横ばいでやや下押しして1.1143で引けました。

17日は、前日引けの1.1173で始まり、東京時間はじりじりと下落を続けるも、一転ユーロ買いになり、高値の1.1179まで上押ししました。その後は、欧州時間に入り、一転ユーロ売りになり、安値の1.1104まで下伸しました。その後は、やや上押しして1.1126で引けました。

18日は、前日引けの1.1127で始まり、やや下戻して18日の安値1.1070を付けました。その後は一転ユーロ買いになり、終日じりじりと上昇を続け、NY　時間に、高値の1.1149まで上押ししました。その後はそのまま横ばいでやや下戻して1.1106で引けました。

19日は、前日引けの1.1106で始まり、やや下戻して19日の安値1.1066を付けました。その後は一転ユーロ買いになり、終日じりじりと下落を続け、NY　時間に、高値の1.1139まで上下押ししました。その後はそのまま横ばいでやや下戻して1.1127引けました。

ユーロドルはもみあいを抜けて下値模索できるか。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
2月15日の　1.1127　〜　1.1252
2月16日の　1.1123　〜　1.1193
2月17日の　1.1104　〜　1.1179
2月18日の　1.1070　〜　1.1147
2月19日の　1.1066　〜　1.1139

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が　1.0797
先行スパン1が　1.0863
基準線が　　　　1.1077
転換線が　　　　1.1224
実勢値 　　　 1.1127
遅行スパン　　1.1197

２月１１日までの上げから
短期上値を試していましたが
今は、一旦トップを付けてのそれ以降の下押しの流れ
下値にある先行スパンを攻める
チャンスです。
まずは、目先下値に支持線として機能している
1.1077の基準線をして抜けられるかに注目です。

予想レンジは、1.0950〜1.1400　と見ます。