ユーロドル:2月22日のファンダメンタル分析
テーマ:オランダ、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、イギリス
今のユーロ圏は問題が多すぎます、
引き続き戻り売り優先で対応するしかない状況です。
1、 オランダ、フランス、ドイツ、
これらの国に関しては、各国の選挙を控え、政治的リスクです。
3月15日に予定のオランダでは、極右政党自由党が支持率を上げ、
4月23日に予定のフランスでも、極右政党国民戦線のルペン党首が支持率を上げ、
9月24日に予定のドイツでは、与党メルケル首相の支持率が落ちてきています。
2、 ギリシャ、イタリア、
これらの国に関しては、財政難・財政不安の問題です。
7月にギリシャは、72億ユーロ(約8600億円)と多額の債務返済の期限を控え、そのための資金が必要なのですが、追加融資への調整が難航しています。
3、 イギリス、
ブレグジットの交渉の行方が不透明で、ユーロ・リスクとなっています。
ユーロドル:2月22日のテクニカル分析
ポイント:1.050は通過点か。
昨日の安値は1.0526と、先行スパン1の1.0513の下抜けを試しましたが、1.05だい半ばへ上戻して引けています。今日にでもこの先行スパン1は1.0550水準へ上昇して来ると見られ、下支えとなるのか、1.050を試すのか
いずれかの選択を迫られます。
横ばいの日足の一目均衡表の基準線1.0675、下降中の転換線1.0617を依然回復できていません。
テクニカルには、依然2本の先行スパン1.0513と1.0821の間にあるものの
2日の高値1.0829を付けた後の下押しトレンドの継続の中にあるとの見方に変わりはありません。
今日のポイントは、日足の一目均衡表の基準線です
同線を下回っている限りは安値更新の可能性がありと見ます。
下値目途は、
1.前日安値の1.0526、そして1.0513に位置する日足の一目均衡表の先行スパン1。
2.同レベルを下抜けてくれば売りサインとなり、1月3日の年初来安値1.0339が意識されます
上値目途は
1. 転換線の1.0617、基準線の1.0675の回復。
2. その上値は今後1週間程度横ばいと見られる日足の一目均衡表・先行スパン2の1.0821
ですが
その後の反落に注意です。
今日のレンジは、1.0500~1.0650と見ます。
オーダー/ポジション状況
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