3. シカゴポジションN$（2016年1月19日現在）

シカゴポジションN$（2016年1月19日現在）

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

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シカゴポジションN$（2016年1月19日現在）

N$　円　ユーロポジション（単位：枚） (2016年1月19日現在の数値)

通貨 　　　　　　　　ロング 　　　ショート　　　 ネットポジション　　　 前回数値
NZドル/米ドル 　　　14,938 　　　17,892 　　　　　▼2,954 　　　　　+1,541
円/米ドル 　　　　　　84,485 　　　46,832 　　　　+37,653 　　　　　+25,266
ユーロ/米ドル 　　　　69,449 　　　206,464 　　　▼137,015 　　　　▼146,451


通貨単位（１枚当たり）
NZドル/米ドル＝100,000NZドル
ユーロ/米ドル＝125,000ユーロ
円/米ドル＝12,500,000円


コメント

NZドル/米ドルはNZショートにひっくり返してきました。これでスクエア中心にショート・ロングを繰り返しているので、投機筋はNZドルの方向性を見失っている様です。ネットポジションを1万枚越えまで１方向に積み上げ始めてから、トレンドを掴んだ方が良さそうです。

ドル/円は更に円ロング（ドルショート）を積み増しましたが、週末にかけてドル買い戻していると思われます。この通貨ペアは円ロングの場合は5〜7万程度が目先の危険水域に入ると言われているので、まだ円買い余力を残しています。尚、中期トレンドが見えてきた場合には10万枚越えるポジションに膨らます可能性もあります。

ユーロ/ドルは僅かながらもポジションを再度減らしています。これだけECBの追加緩和話がありながら、ポジションを積み上げずに減らしているので、少し緩和材料の取り扱い方が変わってきている可能性があります。追加緩和材料でユーロ売りする状況が減ってきています。

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