A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年7月24日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを5,000枚弱増やしましたが、内容的にはロング▼5,900枚減、ショートは▼900減で、ロングを損切りした形になっています。下図を見ると、先週もディセンディングトライアングルの収斂(しゅうれん)を続けています。昨年5月9日時点の底値からの横線であるオレンジ色のラインと、今年高値からの抵抗線(=水色)との間の3角もち合いはほとんど極限まで収斂しています。前回もレポートしましたが、ディセンディングトライアングルは下抜けが多いですが、仮に下抜けた場合、水色の平行ラインに沿った動きが想定されます。逆に上抜けた場合は赤の抵抗線(=昔のサポートライン)までの上値余地がでてきそうです。
その豪ドル/米ドル相場は、先週も豪ドル安トレンドライン0.7250〜0.7520米ドル内で推移しています。このトレンド内の0.7415〜20米ドルに抵抗線あり、先週は一度上抜けましたが、再度戻されています。流れは豪ドル安ですので、売り場探しの構図は変わっていません。今週は0.7430米ドル越えて終わると、0.7460、0.7520米ドルの順に抵抗線あります。短期的な豪ドル安トレンドを解消するには0.7530米ドル以上で週末に終わることが必要になります。一方で、下値は0.7350〜60、0.7310〜20米ドルにサポートあり、後者を切れるとトレンドライン下限の0.7250米ドルまで下値余地が広がります。シカゴポジションはかなりのショート積み上げとなっているので、豪ドルをショートしても買戻しをしておいた方が良さそうです。(1豪ドル=0.7392米ドル、7月30日14時14分現在)
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
オーダー/ポジション状況
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