ドル円104円台後半で方向感なく推移、大統領選TV討論には反応薄 (10/23午前)

23日午前の東京市場でドル円は104円台後半で小幅安。

ドル円104円台後半で方向感なく推移、大統領選TV討論には反応薄 (10/23午前)

ドル円104円台後半で方向感なく推移、大統領選TV討論には反応薄

23日午前の東京市場でドル円は104円台後半で小幅安。朝方一時104.95まで上昇する局面がありましたが、輸出企業の実需とみられる動きに10時にかけドル売りが優勢となり11時ごろに安値104.67をつけました。ただ、全般的には小動きで、東京時間正午現在は104.70-75レベルでの取引です。10時から始まった米大統領候補の最終TV討論会は、質問に対する候補の回答時間中は相手方のマイクのスイッチを切る等の措置をとったために、前回と比べると比較的かみ合った議論となりましたが、双方決め手に欠ける印象で、金融市場への影響は限定的でした。尚、日経平均午前は、米国市場での株価堅調を受け49円の小幅高で終了しています。

昨晩海外市場では、新規失業保険申請件数、新規住宅着工件数等や、ペロシ下院議長の景気刺激策協議進展の発言を受け、終盤にかけ株価が持ち直す動きとなり、やや値を戻す展開となり、104円台後半でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は下値を切り上げては来ているものの、主要なチャートポイントはすべて105円台より上にある、上値の重い展開が続いています。
本日はこの後夕刻に10月の欧州各国のPMIの発表が相次ぐこともあり、再び欧州通貨に関心の中心が移りそうです。ドル円はイベント終了と週末要因で方向感の定まらない動きが続くものと思われます。

ドル円104円台後半で方向感なく推移、大統領選TV討論には反応薄

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