ブレグジットの影響見極め(2016年6月29日)

市場は

ブレグジットの影響見極め(2016年6月29日)

ドル円:6月29日のファンダメンタル分析

日銀追加緩和については消費者物価指数等の指標に注目

東京市場では、朝方売りが先行していた株式市場がプラス圏へと反転した動きを好感し、ドル円は底堅い展開。海外市場に移ってからも主要株価指数が全般に強い動きを見せたことで、ドル円はじり高のままNY市場では102.84レベルまで上昇し高値圏でのクローズとなりました。いっぽうユーロドルは、欧州市場前場までは底堅い値動きを続け、一時1.11台乗せも見られましたが、上がったところではまだ売りたい向きも残っていて1.10台半ばへと調整が入ってのクローズ。先週金曜の大相場後の調整局面入りとなっていますが、中長期的な不透明感は何ら変わっていませんし、テクニカルにも大きな下げの後のもみあいとなっていて、新たな下げがいつ始まってもおかしくないチャートと言えます。

ドル円:6月29日のテクニカル分析

ドル円は、さすがに100円割れは短期的な安値となった感はありますが、昨日も書いた通り現状はブレグジット後の戻し高値103.26レベルをレジスタンスに、下値は安値99.00と戻し高値との半値押しにあたる101.13をサポートとする流れの中で落ち着きどころを探っている段階です。しかもこうしたもみあいが長引くと、もみあい前の動きを再開するコンティニュエイションパターンとなることも多く、引き続き下げに注意が必要なことは言うまでもありません。本日も株価を横目でにらみながらとなりますが、ブレグジット当日の225先物(GLOBEXベース)の下げ(16570→14790)の半値戻しにあたる15710を上回らない限り株価も下値に注意すべきです。基本的なスタンスは戻り売りを考え、103.00レベルをレジスタンスに、102.20レベルをサポートとします。

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