3. ドル円　株安横目に106円台をじり高推移（9/4午前）

ドル円　株安横目に106円台をじり高推移（9/4午前）

4日午前の東京市場でドル円は小動きながら安値を切り上げる動き。

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ドル円　株安横目に106円台をじり高推移（9/4午前）

ドル円　株安横目に106円台をじり高推移

〇ドル円株価急落を横目に底堅く、106円割れを回避し小動きに終始
〇昨晩NYダウは高値更新の反動、週末三連休等で一時1,000ドル超急落
〇日経平均も下げるが午前の下げ幅は224円どまりと比較的冷静な反応
〇今晩の米雇用統計待ち、米株先物の動き等要注意ながら午後も静かな動き継続しそう

4日午前の東京市場でドル円は小動きながら安値を切り上げる動き。朝方一時106.06まで下落する場面もありましたが106円割れを回避して底堅く推移、東京時間正午現在は106.20レベルでの取引です。取引レンジは106.06-22と本日も20銭に満たず、実質膠着状態です。

昨晩海外市場ではISM非製造業指数の悪化や、米市場が、週末に雇用統計、三連休を控えていることでの利益確定売りの動きから米株価が大幅下落。NYダウは一時1,000ドル超下げて807ドル安で取引を終えています。ドル円は株価急落を受けリスク回避の円買いの動きが出ましたが106.55から106円ちょうどまでの下落にとどまり、株式市場に比べると穏やかな動きとなりました。

日経平均午前は米株安を受けて売り先行で始まりましたが、為替が落ち着いていることもあり、思ったほどは下げず、224円安で午前の取引を終えています。

テクニカルにはドル円は引き続き21日線がらみの動き。以前は重かった106円台が定着しており、昨日今日は逆に106円が比較的堅めのサポートとなっているように感じられます。チャート上は本日から一目均衡表の「雲」の中に入った形ですが、昨日あまり雲の下限を意識した動きは見られず、方向性には今のところ影響なさそうです。

とりあえず本日午後は雇用統計待ちで動きの出にくい時間帯。アジア株、米株先物の動きには引き続き要注意ですが、基本は106円台での小動きが続きそうです。

ドル円　株安横目に106円台をじり高推移

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