ドル円 新規材料難で小動き(9/3午前)

3日午前の東京市場でドル円は106円台前半で小動き。

ドル円 新規材料難で小動き(9/3午前)

ドル円 新規材料難で小動き

〇ドル円午前は106円台前半でわずか12銭の値幅
〇日経平均はコロナ感染拡大懸念による急落前の水準を回復
〇昨晩のADP雇用統計の悪化と株価の上昇、相反する材料で方向感定まらず
〇週末の米雇用統計までは現状レベルでの推移続くか

3日午前の東京市場でドル円は106円台前半で小動き。午前中の値幅は106.14-26のわずか12銭に、好悪材料の交錯する中の新規材料難、また、明日に米雇用統計を控え、様子見気分が強くなっています。
日経平均株価は昨晩の米株式市場の上昇を受け大幅上昇、313円高で午前の取引を終えています。昨晩NYダウが29,000ドル台に上昇、コロナ急落前の水準を回復したことを受けての上昇。日経平均も2/25にコロナ感染拡大懸念で急落する前の水準に戻しています。

ドル円は昨晩、発表されたADP雇用統計が市場予想を下回ったことと、株価の上昇という相反する要因から106円台前半でもみ合いとなりそのまま東京市場につないでいます。
午前中発表された民間ベースの中国の8月サービス業PMIは市場予想をやや上回る54.0となりましたが、為替市場への影響は限定的でした。

市場は休暇明けの取引再開に伴い株式市場を中心に活性化する動きを見せていますが、ドル円は雇用統計発表を前にいったん動きを止めています。一方で一昨日年初来高値を更新した後急落に転じたユーロは未だ下げ止まらず、方向感をつかみにくい状況です。
テクニカルにはドル円は引き続き21日線近辺の動き。明日には低下してくる一目均衡表の「雲」の中に入りそうですが、上下どちらかの動きを示唆するものでもなさそうです。
本日午後も狭いレンジでの取引が継続しそうです。

ドル円 新規材料難で小動き

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