ドル円107円近辺で小動き(8/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は107円近辺での小幅な値動き。

ドル円107円近辺で小動き(8/14午前)

ドル円107円近辺で小動き

〇ドル円107円近辺で膠着状態 夏季休暇シーズン真っただ中で動意薄
〇中国7月指標は不冴えな結果なるもドル円は反応薄
〇取引薄く、突発的要因での急激な動きは要警戒
〇基本は21日線、90日線に挟まれた106.15-107.15レンジの動き続きそう

14日午前の東京市場でドル円は107円近辺での小幅な値動き。休暇シーズン入りで為替市場の動意薄く、値幅は106.88-107.04の20銭弱と限られ、東京時間正午現在は106.90-95レベルでの取引です。日経平均午前は昨日終値圏でもみ合い25円高で終了しています。

午前中中国国家統計局から発表となった7月の中国の各指標のうち、工業生産は前年比+4.8%と前月比横ばい事前予想には届かず、小売り売上げ高は前年比-1.1%と事前予想+0.1%を大きく下回る結果となりました。中国上海総合指数、香港感染指数等株価は下落していますが、今のところ為替市場に大きな影響は出ていません。

昨晩海外市場では米長期金利の上昇が継続したことによるドル買いでドル円は堅調推移しました。一方でトランプ政権の追加コロナ経済対策が議会で難航していることでのドル売りも出て、頭は重い展開です。
テクニカルにはドル円は昨日と変わらず、106.15付近の21日移動平均線を後ろ盾にドル買い地合いが継続していますが、上方向はフィボナッチ半値戻しの107.02、90日線の107.11に頭を抑えられて重い展開となっています。
休暇シーズン真っただ中で基本的には参加者が薄く、突発的な動きには警戒しつつも基本は106.15-107.15レンジでの動きが継続しそうです。

ドル円107円近辺で小動き

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