ドル円106円台後半で方向感なく推移(8/13午前)

13日の東京市場でドル円は106円台後半での取引。

ドル円106円台後半で方向感なく推移(8/13午前)

ドル円106円台後半で方向感なく推移

〇ドル円106円台後半、株価の大幅上昇には追随せず
〇米長期金利の動きにおおむね連動
〇休暇シーズンで全般動意薄
〇106.15近辺の21日線、107.12の90日線に挟まれたレンジでの動き継続か

13日の東京市場でドル円は106円台後半での取引。朝方一時106.60まで下げる場面もありましたが、その後はもみ合いとなり、東京時間正午現在は106.72レベルで取引されています。
日経平均午前は、昨晩米株価が堅調に推移したことで、買いが先行、節目の23,000円を回復し428円の大幅高、23,272円で午前の取引を終えています。

昨晩海外市場では、新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待にリスク選好が回復、欧米の主要株価指数が上昇しました。また米消費者物価指数が改善したことで米長期金利も上昇、ドル円は一時107.01と約3週間ぶりの高値をつけました。しかし、その後は米株価が伸び悩んだことで長期金利も低下、ドル円は107円台を維持できずに東京時間を迎えました。東京時間に入ってからの動きもおおむね米長期金利の動きに沿ったものとなっています。

テクニカルにはドル円は6/5高値109.85から7/31安値104.19までの下落の半値戻し107.02で頭を抑えられた形です。レジスタンスは、107.02の上は107.12の90日移動平均線。サポートは引き続き106.15近辺の21日移動平均線。夏季休暇シーズンで為替市場は全般的に動意の薄い中、とりあえずこのレンジで内での取引が続きそうです。

ドル円106円台後半で方向感なく推移

ドル円日足

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