ドル円107円台前半 株高への反応薄く、新規材料待ち(7/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は107円台前半を方向感なく推移。

ドル円107円台前半 株高への反応薄く、新規材料待ち(7/9午前)

ドル円107円台前半 株高への反応薄く、新規材料待ち

〇ドル円107円台前半で方向感なく推移
〇昨晩の欧米株回復にも円安には反応せず
〇新規材料難、株との相関性喪失で様子見気分強い
〇テクニカルにはやや上値重く、21日線との位置関係に注目

9日午前の東京市場でドル円は107円台前半を方向感なく推移。正午現在は107.30レベルでの取引です。昨晩は欧米株価が終盤にかけて持ちなおす動きとなりましたが、円の反応は鈍く、リスク選好回復のドル売りの流れに押され107円台前半に反落して東京時間につなぎました。日経平均午前は47円の小幅高で午前の取引を終えています。

今朝がた内閣府が発表した5月の本邦機械受注は前月比+1.7%と事前予想-5.0%を上回り、前月の-17.7%からも大幅に改善しています。製造業からの受注が伸び悩む半面、非製造業からの受注が大幅に増加したことにより全体が押し上げられた形です。
また、本日午前中に発表された6月の中国の卸売物価指数は前年同月比-3.0%。前月の-3.7%から改善し、事前予想の-3.2%よりもマイナス幅の少ない結果でした。本日も中国株は前日比上昇して取引が始まっています。

ドル円は手掛かり難が続いています。円の他を圧倒する危険避難通貨としての性格が薄れ、株価とドル円の相関性が見られなくなってきていることがドル円相場の先行きを読みにくくしています。
テクニカルにはドル円は本日107.24レベルの21日移動平均線に絡む動き。一目均衡表の「雲」の下に出たこと、90日移動平均線(107.58)から下放れたことで、やや上値の重さが感じられます。
本日午後は21日移動平均線を維持できるかが注目されます。


ドル円107円台前半 株高への反応薄く、新規材料待ち

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