ドル円材料難で小動き(7/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は107円台後半での小動き。

ドル円材料難で小動き(7/8午前)

ドル円材料難で小動き

〇ドル円107円台後半で小幅な値動き
〇日経平均、米株先物等は下げ止まりの動き、中国株は本日もプラス圏で推移
〇ドル円は新規材料待ち、株価との相関も薄れており、107円台中心のレンジ相場継続か

8日午前の東京市場でドル円は107円台後半での小動き。午前の値幅は107.51-71の20銭にとどまり、東京時間正午現在は107.60-65レベルでの取引です。日経平均午前は一時前日比プラス圏に浮上する場面もありましたが、その後反落。午前の取引を43円の小幅安で終えています。

昨晩は欧米市場でも株価に大幅な調整が入ったことから、リスク回避のドル買いが強まり、ドル円も欧州時間に107.79まで上昇しました。しかし、ドル円と株価とのリンクが薄れていることもあり、その後は方向感を失ったまま東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日21日移動平均線で下げ止まり、本日は107.57レベルに位置する90日線に絡む動き。引き続き一目均衡表の「雲」の下での推移となっており、こちらも方向感に乏しい位置取りです。

市場は新規材料待ち。米株先物も午前中下げ止まっていることから、月曜、火曜と乱高下した株価の今晩の動向にまず注意、本日も中国、香港等の株価がプラス圏で推移しているのは支援材料です。ただ、株高=円安とはなっていないだけに、ドル円は他の新たな材料が出てくるまでは107円台中心のレンジ内での上下が継続しそうです。

ドル円材料難で小動き

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