FRB、日銀とも動きなしか?(週報2016年6月第二週)

FOMCは利上げ見送りと予想、今後数カ月の米国経済の数字を見極める展開 日銀の追加緩和も見送りと予想、円高阻止に向けた行動への期待は根強く7月かと

FRB、日銀とも動きなしか?(週報2016年6月第二週)

ドル円:6月6日からの先週

6日は、前週末の引けの106.63からギャップダウンの106.47で始まり、直後にやや下押しして6日の安値106.42を付けました。その後、終日じりじりと上昇を続け、6比の高値107.65を付けました。その後はそのまま横ばいで107.54で引けました。

7日は、前日引けの107.55で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、7日の高値の107.90を付けました。その後は穏やかにじりじりと下降を続け、7日の安値107.14を付け、その後はそのまま横ばいで107.35で引けました。

8日は、前日引けの107.35で始まり、直後にやや上戻して、8日の高値107.38を付けました。その後、じりじりと下降を続け、8日の安値106.58を付け、一転ドル買いになり、107.09まで上戻して、106.98で引けました。

9日は、前日引けの106.98で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、9日の安値106.24を付けました。その後はじりじりと上昇を続け、9日の高値107.17を付け、その後はそのまま横ばいで107.09で引けました。

10日は、前日引けの107.08で始まり、10日の安値106.55を付けました。その後東京時間はじりじりと上昇を続け、10日の高値107.26まで上戻して、106.67へ下押し、107.17へ上戻して、106.93で引けました。

ドル円:6月13日からの今週

ポイント:FOMCは利上げ見送りと予想、日銀の追加緩和も見送りと予想。
CME通貨先物ポジション状況 6月7日時点
   (6月7日)  (5月31日)  (5月24日)
円     42853    14837     22059        
ユーロ  ▲67112   ▲37654    ▲37895     

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで6月7日付けのネットの円の買い持ち高は前週から大きく増加しました。因みに、直近ネット円い持ち最高水準は、08年3/25 +65,920、04年2/6 +64499、過去最高ネット円売り持ち高は、07年6/26 -188,077

今週は、FOMCと日銀の影響を見極める週。
市場の織り込みは、どちらとも据え置きです。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
6月 6日の 106.42 〜 107.65
6月 7日の 107.14 〜 107.90
6月 8日の 106.38 〜 107.38
6月 9日の 106.24 〜 107.17
6月10日の 106.55 〜 107.26

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 110.05で 横ばい
先行スパン1が 108.95で 下降
基準線が    108.85で 横ばい
転換線が    108.85で 横ばい
実勢値     106.73 10日引け
遅行スパン  106.15で 下降

オーダー/ポジション状況

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